おおかみこどもの雨と雪

おおかみこどもの雨と雪(2012)

日時:6月7日(土)18:30〜23:40 [ 上映開始21:40〜 ]
劇場:池袋HUMAXシネマズ

【STAFF】

監督・脚本・原作:細田守
脚本:奥寺佐渡子 キャラクターデザイン:貞本義行
音楽:高木正勝 主題歌:「おかあさんの唄」アン・サリー 高木正勝
作画監督:山下高明 美術監督:大野広司 色彩設計:三笠修 CGディレクター:堀部亮
美術設定:上條安里 衣装:伊賀大介 劇中画:森本千絵

【声の出演】
宮﨑あおい 大沢たかお / 菅原文太

【公開情報】
2012年7月公開作品

● ストーリー

大学生の花(宮﨑あおい)は、彼(大沢たかお)と出会ってすぐに恋に落ちた。やがて彼が人間の姿で暮らす”おおかみおとこ”だと知ることになったが、花の気持ちが変わることはなかった。そして一緒に暮らし始めた2人の間に、新たな命が生まれる。雪の日に生まれた姉は≪雪≫、雨の日に生まれた弟は≪雨≫と名づけられた。

雪は活発で好奇心旺盛。雨はひ弱で臆病。一見ごく普通の家族だが、生まれてきた子供たちは、「人間とおおかみ」のふたつの顔を持つ、≪おおかみこども≫だった。そのことを隠しながら、家族4人は都会の片隅でひっそりと暮らし始める。つつましくも幸せな毎日。しかし永遠に続くと思われた日々は、父である”おおかみおとこ”の死によって突然奪われてしまった―――
取り残された花は、打ちひしがれながらも「2人をちゃんと育てる」と心に誓う。そして子供たちが将来「人間か、おおかみか」どちらでも選べるように、都会の人の目を離れて、厳しくも豊かな自然に囲まれた田舎町に移り住むことを決意した。

そこで花が選んだのは、山奥にある築100年のおんぼろ古民家。おてんばな雪はすぐに気に入ったが、内気な雨は馴染めない。そんな子供たちを見守りながら、花は廃屋のような家の修繕に取りかかった。その横では雪と雨が、人間とおおかみの姿を自在に変化させながら駆け回る。花の奮闘によって古民家は少しずつ輝きを取り戻し、3人の新しい生活の場となっていった。

一方で、”おおかみおとこ”が残したわずかな貯金に頼る生活には不安もあった。節約のため、花は自給自足の生活を試みる。移動図書館で自家菜園の本を借りて独学で畑を耕すが、種苗は実を結ばず枯れていくばかり。失敗を繰り返す花のもとに、里に住む韮崎(菅原文太)という老爺がやって来て、「上手くいかないなら、なぜ聞こうという気持ちがない」と言い放つ。その訪問を機に、花の家には里の人たちが折々にたずねてくるようになった。畑の野菜も、韮崎の指導のおかげで順調に育ち始める。

人目を避けて引っ越してきたはずが、いつの間にか里の人たちにお世話になっている。花は人の繋がりの不思議さと感謝の気持ちを感じていた。

それぞれの道を歩き出した雪と雨に、選択のときが迫っていた。「人間として生きるのか」それとも「おおかみとして生きるのか」そして花にも、決断のときが迫っていた。2人の《おおかみこども》の選択をどのように見守るのか。

● 作品紹介

今作で細田監督が描いたのは、「1人の女性が、恋愛・結婚・出産・子育てを通じて成長する姿」と「その子供たちが、誕生から自分の生きる道を見つけて自立する過程」。それは、およそ2時間の映画で13年間という「時間」を丸ごと描き出すという、アニメーションだからこそ実現可能な試みだ。その中で人生の様々な局面において、親として、あるいは子として、どのような選択をするのか。そんな誰しもが直面するリアルで普遍的なテーマを、”おおかみおとこ”と人間の間に生まれる≪おおかみこども≫というファンタジックな設定を用いて描く。またしても細田監督の真骨頂が発揮され、『おおかみこどもの雨と雪』は誰もが楽しめるエンターテインメント作品として完成した!

“おおかみおとこ”とのおとぎ話のような恋をきっかけに、2人の≪おおかみこども≫の母となる主人公・花を宮﨑あおい。数奇な運命を受け入れ、花と子供たちを優しく見守り続ける”おおかみおとこ”を大沢たかおが演じる。日本映画界を代表する2人だが、意外にも今作が初共演。しかも共に細田作品初参加だったが、アフレコ初日に細田監督をして「ここまで約3年の制作期間。今日やっと、花と”おおかみおとこ”に会えた」と言わしめた。その他、田舎に移り住んだ花に厳しい自然の中での農作業を手ほどきする老爺・韮崎を演じる菅原文太をはじめ、アニメ/実写の垣根を越えた豪華なキャスティングが実現した。

また、脚本に『八日目の蟬』で第35回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した奥寺佐渡子。キャラクターデザインに『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズでも人気の貞本義行と、『時をかける少女』『サマーウォーズ』に引き続き細田作品常連のメンバーが再集結。音楽は、音楽家としてだけではなく映像作家としても世界的な注目を集める高木正勝。主題歌を歌うのは、医師として働きながら音楽活動を続け、2児の母でもあるシンガーソングライターのアン・サリーといった異色の取り合わせ。さらに『おおかみこどもの雨と雪』の制作にあたって、アニメーションスタジオ【スタジオ地図】を設立。アニメーションの新たな可能性を追求し続ける細田作品が、またしても前人未踏の領域に挑む!!

● 監督プロフィール

1967年生まれ、富山県出身。91年東映動画(現・東映アニメーション)入社。アニメーターとして活躍後、演出家に転向。その後フリーとなり、劇場用アニメーション『時をかける少女』(06)を発表し、小規模な公開にも関わらず、若い観客に支持され、ロングラン・ヒットとなった。さらに、日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞の最初の受賞作品になるなど数多くの賞を受賞。また、自ら原作も手がけた『サマーウォーズ』(09)を送り出し、興行収入16.5億円、観客動員126万人のスマッシュヒットを記録。前作同様、国内のアニメーション関連の映画賞を総なめにし、海外においても、10年ベルリン国際映画祭に正式招待された。11年には自身のアニメーション映画制作会社「スタジオ地図」を設立。自ら監督・脚本・原作を手掛けた最新作『おおかみこどもの雨と雪』(12) では、興行収入42.2億円、観客動員数344万人を超える大ヒットを記録。

● イベント

◆タイトル:
スペシャルトーク!細田守監督×杉井ギサブロー監督
現在・過去・未来 挑み続ける2大クリエーターが伝える次世代へのメッセージ

◆日時:6月7日(土) 18:30~23:40
18:00 開場
18:30~20:20 「銀河鉄道の夜」 (1985/角川/107分)上映
20:20~20:35 休憩(15分)
20:35~21:25 細田守監督×杉井ギサブロー監督
スペシャルトーク&ティーチイン イベント!
聞き手:氷川竜介氏(アニメ・特撮研究家)
21:25~21:40 休憩(15分)
21:40~23:40 「おおかみこどもの雨と雪」(2012/東宝/117)上映

◆料金:3000円均一(全席指定席)
◆抽選会実施

◆細田守監督×杉井ギサブロー監督トークイベント内にて両監督のサイン入り色紙が当たる!
抽選会開催決定!
◆当日杉井監督のDVDご購入のお客様にはトークイベント終了後、サイン会開催!
◆劇場ロビーには細田守監督の「おおかみこどもの雨と雪」絵コンテや原画(抜粋・複製)、またAR台本などが登場!お見逃しなく!

● 本上映に関するお問い合わせ先
池袋HUMAXシネマズ
03-5979-1660